さくらのVPSでApacheをインストール, 設定する手順の覚え書き.
目次
- インストールと自動起動の有効化
- 設定ファイルの編集
- 不要なモジュールの無効化
- 起動と確認
インストールと自動起動の有効化
yumでインストールする.
sudo yum -y install httpd
# バージョン確認
httpd -v # -> 2.2.15
OS起動時に自動起動するように設定.
sudo chkconfig httpd on
# チェック
chkconfig --list httpd
# -> 3がonになっていればOK
設定ファイルの編集
設定ファイルのバックアップをとってから編集する.
sudo cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org
sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
変更箇所は以下.
# アクセスしてきたクライアントに返す情報: OS情報 -> Server:Apacheのみ
ServerTokens OS
->
ServerTokens Prod
# エラーページにサーバ情報を表示する -> しない
ServerSignature On
->
ServerSignature Off
# ディレクトリにアクセスしてきた場合にファイル一覧ページを表示する -> しない
# の下にある
Options Indexes FollowSymLinks
->
Options -Indexes FollowSymLinks
保存して閉じたら, 設定が(文法的に)正しく出来ているかテストする.
service httpd configtest
# -> OKなら "Syntax OK" と表示される
不要なモジュールの無効化
このページの後半部分を参考に行った. 以下, 簡単に記述しておく.
もう一度viで設定ファイルを開いて編集する.
sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
150行目あたり以降, LoadModule auth_ …
といった行が並んでいるので不要なものをコメントアウトする. コメントアウトしたものは以下の行(modules/***|*.soの部分を見る).
mod_auth_basic
mod_authn_alias
mod_authn_anon
mod_authn_dbm
mod_authn_default
mod_authz_owner
mod_authz_groupfile
mod_authz_dbm
mod_authz_default
mod_ldap
mod_authnz_ldap
mod_logio
mod_ext_filter
mod_mime_magic
mod_usertrack
mod_vhost_alias
mod_actions
mod_speling
mod_userdir
mod_proxy_ftp
mod_cache
mod_disk_cache
終わったら設定が(文法的に)正しく出来ているかテストする.
service httpd configtest
# -> OKなら "Syntax OK" と表示される
起動と確認
次のコマンドでApacheを起動する.
sudo service httpd start
起動したらブラウザから にアクセスして確認してみる. Apacheのテストページが表示されていればOK.