MySQLのインストールと設定(CentOS 6)

さくらのVPSでMySQLをインストール, 設定した手順の覚え書き.


目次

  1. インストールと自動起動の有効化
  2. 設定ファイルの編集
  3. 起動と初期設定

インストールと自動起動の有効化

yumでインストールする.

sudo yum -y install mysql-server

# バージョン確認
mysql --version # -> 5.1.61

自動起動を有効にする.

sudo chkconfig mysqld on

# チェック
chkconfig --list mysqld
# -> 3がonになっていればOK

設定ファイルの編集

設定ファイルのバックアップをとってから編集する.

sudo cp /etc/my.cnf /etc/my.cnf.org
sudo vi /etc/my.cnf

変更内容は以下.

# symbolic-links=0 と [mysqld_safe] の間の行に以下を挿入

character_set_server=utf8
default-storage-engine=InnoDB
innodb_file_per_table
[mysql]
default-character-set=utf8
[mysqldump]
default-character-set=utf8

起動と初期設定

mysqldを起動し,

sudo service mysqld start

rootのパスワード設定とその他初期処理を行う.

mysql_secure_installation

内容と順番は以下.

  1. rootのパスワードを聞かれる -> 未設定なので空白のままEnter
  2. rootのパスワードを設定するか -> Y と入力してEnter
  3. rootのパスワード入力(2回)
  4. anonymousユーザを削除するか -> Y と入力してEnter
  5. リモートからのrootログインを禁止するか -> Y と入力してEnter
  6. テスト用の’test’データベースを削除するか -> Y と入力してEnter
  7. 設定を反映するか -> Y と入力してEnter

終わったら動作確認として一度ログインしてみる.

mysql -u root -p

パスワードを聞かれるので先ほど設定したパスワードを入力する. 終了するときは

mysql> exit