齢30を過ぎてピアノに触れる

娘がヤマハの幼児科に通っている。保護者同伴のレッスンに何回か行くうち、ふと、「自分もやってみたい」という気持ちが芽生えた。

教科書を借りて『ロンドン橋』を弾いてみる。初心者なのでもちろん弾けない。レッスンの進め方を思い出して、まずは右手だけ、左手だけ。

最後に両手を合わせてみるが、どうもうまくいかない。…というかムリでは?ほらー、マルチタスクしたら生産性下がるでって偉い人も言うてはったやないですか。人類にマルチタスクは早すぎんねんて。

…なんてことを思いながら何度も弾き直していたら、30 回だか 50 回ほど繰り返したころになぜか出来るようになっていた。右手と左手を別タスクとして扱うのではなく、両手の組合せを 1 タスクとして扱う感じ?多分。いや、知らんけど。

1 つ分かったのは、ピアノを弾くのは楽しいということ。適度な難易度の課題(曲)があって、達成出来たか(弾けたか)が明確。あれ…これもしかしてそういうゲームなのでは?